進出・出資・撤退

アビリティーセンター、シンガポールの人事給与システム開発企業を子会社化

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人材サービス事業のアビリティーセンター(愛媛県新居浜市)は2023年3月30日、マレーシアの子会社CXL Groupと共同で、シンガポールで人事給与システムを開発・販売するWhyze Solutions Pte Ltdの株式を取得し、子会社化した。持株比率は非開示。役員体制に変更はなく、社外役員にアビリティーセンター代表取締役の三好輝和氏が就任した。

Whyze Solutions社は2008年設立。自社開発する人事給与システム「Whyze HR」は給与計算、勤怠管理、経費精算、研修管理といった人事労務に関する様々な機能を備え、現在、2,000社以上の顧客に提供しているという。

アビリティーセンターは、CXL GroupとWhyze Solutions社をグループの海外事業会社と位置づけ、海外市場での成長を目指す。「Whyze Solutions社とCXL Groupとの協働を推進することで、マレーシア、シンガポールでの市場開拓、デジタルソリューションの強化といった点で強いシナジーを得られる見込み」としている。

なお、アビリティーセンターからWhyze Solutions社への従業員派遣予定はないという。

◇Whyze Solutions Pte Ltd
【所在地】315 Alexandra Rd, SIME DARBY BUSINESS CENTRE, Singapore 159944
【  設立 】2018年
【資本金】241,700 SGD
【社員数】26名

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